2014年8月16日土曜日

バイオリン演歌師 楽四季一生 CD「ヴァイオリン演歌二」 完成

CD「ヴァイオリン演歌二」 明治・大正 街角の流行り唄 楽四季一生

バイオリン演歌師 楽四季一生が2枚目のCDを完成して発売中である。今回は27曲入りという大作である。昭和ロマンを楽しむ会もCDやDVDを作成したことがあるが相当の努力と忍耐が必要な作業である。

27曲を演奏するだけでなく、ジャケットデザインや歌詞の校正と作成などいろいろ悩ましい作業があったはずである。その努力と根性に敬服した。バイオリン演歌師仲間としては大変うれしい。

平成8年に石田一松の弟子で最後の演歌師(テキヤとして)といわれた桜井敏雄がなくなった。彼は大道芸研究会に属し楽四季一生の師でもあった。

大正演歌をギターや三味線で演奏している方はいるが、本物のバイオリン演歌のCD記録としては桜井敏雄さんが残したCD記録の次になるものではないか(プロ、アマは別として、もちろんだれでもプロ宣言すればプロになることはできるのだが)。

前作はスタジオ録音でいろいろ録音技術を使っていたみたいだが今回のCDは施設でのライブ演奏を録音したものが多く収録されていた。われわれ演歌師からすると聞きなれた音源で親しみが持てた。個人的にはいかにもCDの音というよりライブ録音のほうが好きである。

さて27曲とはどんなものかすべて下記に記載しておく。

鉄道唱歌、ノーエ節、真白き富士の根、ダイナマイト節、東雲節(ストライキ節)、ラッパ節、戦友、美しき天然(男三郎の唄)、軍国少年の唄ーああわからない、ハイカラソング(ハイカラ節・自転車節)
スカラーソング(学生節)、まっくろけ節、カチューシャの唄、ゴンドラの唄、バラの唄、さすらいの唄、東京節(パイノパイノパイ)、金色夜叉の唄、金金節、のんき節、船頭小唄、復興節、籠の鳥、ベニスの舟歌、天国に結ぶ恋、オッぺケペー節、感謝の唄

「天国に結ぶ恋」だけが昭和歌謡である。「感謝の唄」は施設で最後に歌う歌として楽四季一生が作詞・作曲したもの。

私の好きな歌でもうあまり歌う機会のなくなってしまった大陸をさまよう「さすらいの唄」が入っているのがよい。

27曲入りバイオリン演歌CD「ヴァイオリン演歌二」に興味のある方は楽四季一生HPからメールでお問い合わせください。

バイオリン演歌 書生節 大正演歌 演歌師