2015年12月6日日曜日

TVアニメ 「ゲゲゲの鬼太郎」 昭和43年

オープニングテーマ「ゲゲゲの鬼太郎」  昭和43年(1968)
作詞:水木しげる、 作曲:いずみたく  

「ゲゲゲの鬼太郎」は、水木しげる原作の漫画「ゲゲゲの鬼太郎」を原作とする妖怪アニメ作品である。

多種多様な妖怪が登場する妖怪漫画。アニメ化に伴い『墓場の鬼太郎』から改題された。水木しげるの代表作であり、妖怪を扱った作品としても代表的な作品。1954年の紙芝居から始まり、漫画、アニメ、映画、絵物語、ドラマ、ゲーム、ミュージカルなど、半世紀以上に渡り様々な関連作品が作られた。


初期の作品は怪奇色が強かったが、鬼太郎と妖怪の対決を主とした内容へ変化。妖怪ブームを巻き起こしたテレビアニメは、日本のテレビアニメ史上最多となるシリーズ5作が公開された。

1968年1月よりアニメ第1シリーズが開始された。このシリーズのみモノクロ。それまでNET向けにアニメを制作していた東映動画が初めてフジテレビで放映したアニメでもある。全65話を放送した。

水木しげるは2015年11月30日、満93歳で亡くなった。また帝国憲法下で徴兵されて出兵した戦争体験者がいなくなってしまった。追悼のため「ゲゲゲの鬼太郎」を船橋市公認ライブ「まちかど音楽ステージ」で演奏した。

バイオリン演歌・書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会
  (2015年12月 京成船橋駅前ライブ)

ゲッゲッ ゲゲゲのゲー
朝は寝床で グーグーグー
たのしいな たのしいな
おばけにゃ 学校もしけんも なんにもない
ゲッゲッ ゲゲゲのゲー
みんなで歌おう ゲゲゲのゲー

ゲッゲッ ゲゲゲのゲー
昼はのんびり お散歩だ
たのしいな たのしいな
おばけにゃ 会社も仕事も なんにもない
ゲッゲッ ゲゲゲのゲー
みんなで歌おう ゲゲゲのゲー

ゲッゲッ ゲゲゲのゲー
夜は墓場で 運動会
たのしいな たのしいな
おばけは 死なない 病気も なんにもない
ゲッゲッ ゲゲゲのゲー
みんなで歌おう ゲゲゲのゲー

主要キャラクター:鬼太郎、目玉おやじ、ねずみ男、猫娘、砂かけ婆、子泣き爺、一反木綿、ぬりかべ

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2015年12月3日木曜日

奥飛騨慕情(竜 鉄也) 昭和55年 

奥飛騨慕情(竜 鉄也)昭和55年 バイオリン演歌

作詞・作曲:竜鉄也 、歌:竜鉄也
昭和55年(1980年)に「奥飛騨慕情」(トリオレコード)でデビューして1981年に第32回NHK紅白歌合戦に出場。
2010年12月死去。











バイオリン演歌・書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会     

                   (2015年12月 高齢者施設演芸会)

風の噂に ひとり来て
湯の香恋しい 奥飛騨路
水の流れも そのままに
君はいでゆの ネオン花
ああ 奥飛騨に 雨が降る

情けの渕に 咲いたとて
運命(さだめ)悲しい 流れ花
未練残した 盃(さかずき)に
面影ゆれて また浮かぶ
ああ 奥飛騨に 雨が降る

抱いたのぞみの はかなさを
知るや谷間の 白百合よ
泣いてまた呼ぶ 雷鳥の
声も悲しく 消えてゆく
ああ 奥飛騨に 雨が降る

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2015年10月5日月曜日

見上げてごらん夜の星を(坂本 九) 昭和38年 

見上げてごらん夜の星を(坂本 九)昭和38年
作詞:永六輔、作曲:いずみたく、歌:坂本 九

坂本 九は同名の青春映画にも主演した。



バイオリン演歌・書生節演奏:
昭和ロマンを楽しむ会(書生2名&女学生3名)
2015年10月4日 花と緑の音楽会
江戸川区フラワーガーデン(総合レクリエーション公園内)

「高校三年生」と「見上げてごらん夜の星を」は同じ昭和38年の歌である。当時はまったく違うような歌だと感じていた。好きなのはもちろん「高校三年生」であった。歌詞に男女関係、恋愛等がなく、男女に関係なく「仲間意識」を持って大きな分かれ道をいろいろな方向に明るく進んでいく未来志向の歌である。 

「見上げてごらん夜の星を」は歌詞に「二人ならくるしくなんかないさ」とあるように男女の歌のようで、学校、職場、地域などでの仲間意識が感じられない。「仲間なくして二人だけで何ができる」と当時は共感できなかった。でもいずみたくのメロディは単純ですばらしい。

見上げてごらん 夜の星を 小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せを歌ってる

見上げてごらん 夜の星を ぼくらのように 名もない星がささやかな幸せを祈ってる

手をつなごう ぼくと 追いかけよう 夢を
二人なら苦しくなんかないさ

見上げてごらん 夜の星を 小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せを祈ってる

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2015年10月1日木曜日

ラブユー東京(黒沢明とロス・プリモス) 昭和41年

ラブユー東京(黒沢明とロス・プリモス) バイオリン演歌

作詞:上原尚、作曲:中川博之 
歌:黒沢明とロス・プリモス

『ラブユー東京』は1966年(S41)に発売された黒沢明とロス・プリモスのシングルである。
この曲は黒沢明とロス・プリモスの代表曲であり、発売当初のA面曲は『涙とともに』であった。

ムード歌謡、ラテン系のリズムである。この曲は50年も前の曲であるが、ダンスフロアーがあるカラオケ喫茶・パブなどでは今でもこの曲で(キューバン)ルンバ、International Rumbaを踊っている。

平成の歌には絶対ないような歌詞がいいと感じるようになった。

バイオリン演歌・書生節演奏:
      昭和ロマンを楽しむ会 (2015年9月 京成船橋駅前ライブ)

七色の虹が 消えてしまったの
シャボン玉のような あたしの涙
あなただけが
生き甲斐なの 忘れられない
ラブユー ラブユー 涙の東京

いつまでも あたし めそめそしないわ
シャボン玉のような 明るい涙
明日からは
あなたなしで 生きてゆくのね
ラブユー ラブユー 涙の東京

幸せの星を きっとみつけるの
シャボン玉のような 夢見る涙
お馬鹿さんね
あなただけを 信じたあたし
ラブユー ラブユー 涙の東京

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2015年8月9日日曜日

【戦後70年】 軍歌・戦時歌謡曲に再び脚光! 産経 WEST 2015.8.7


【戦後70年】軍歌・戦時歌謡曲に再び脚光! CDや書籍の発売相次ぐ

「戦時歌謡曲に再び脚光! CDや書籍の発売相次ぐ」とのことで昭和ロマンを楽しむものとして非常にうれしい。

いろいろあるからといって意識して歌わなかったりするのはよく言われる「歴史を直視していない」ことになるのではなかろうか。流行らせようとしても自然に消えていく歌はたくさんあるし、またどんなに禁止しても生き残る歌は残る。

昭和ロマンを楽しむ会も昭和の歌を楽しんでいるが戦時歌謡もたくさん歌っている。軍歌だといって嫌う人もいるが懐かしむ人もいて人それぞれに思い出があるようである。

ラバウル小唄は高齢者施設で男女ともに人気がある。望郷、戦争が終わって祖国へ復員する喜びをあらわしているのだろう。

昭和ロマンを楽しむ会がよく歌う戦時歌謡:
誰か故郷を想わざる、隣組、ラバウル小唄、空の神兵(落下傘部隊の歌)、満州娘、若鷲の歌、紀元二千六百年、国境の町、蘇州夜曲、ズンドコ節等

望郷を歌った「誰か故郷を想わざる」(昭和15年)は人気がありわれわれもよく歌うがこの曲は単なる歌謡曲の故郷版なのか昭和15年作なので戦時歌謡曲なのであろうか。「戦争が遺した歌~歌が明かす戦争の背景」に収録されている。

たまに歌う軍歌・戦時歌謡:ああ紅の血は燃ゆる(学徒動員の歌)、軍艦行進曲、戦友、同期の桜等

戦後に歌われた戦争に関連する歌も「戦争が遺した歌~歌が明かす戦争の背景」に収録されている。われわれが歌っている歌としてはリンゴの唄、上海帰りのリル、ああモンテンルパの夜は更けて、惜別の唄等があった。

【戦後70年】 軍歌・戦時歌謡曲に再び脚光! CDや書籍の発売相次ぐ (産経 WEST 2015.8.7)

 先の大戦の終結から70年となり、戦争経験者が減少する中、明治以降に作られた軍歌や戦時歌謡曲をまとめたCDや書籍が相次いで発売され、あらためて脚光を浴びている。近年は軍歌を取り入れたアニメなどの影響で若者にも親しまれるようになり、戦没者の遺族らは「これをきっかけに当時のことも学んでほしい」と話す。(栗井裕美子)

600人合唱

 「貴様と俺とは同期の桜…」。戦没者を祭る大阪護国神社(大阪市住之江区)で毎年4月、桜が咲き誇る境内で行われる「同期の桜を歌う会」。今年も参加者約600人が軍歌や戦時歌謡曲など約15曲を合唱し、英霊を慰めた。

 戦争経験者や戦没者の遺族らでつくる市民団体などが平成元年から開催。過去の記憶に思いをはせて涙を流したり、肩を組んで歌ったりする人もいるという。

 運営メンバーで大阪府郷友会常任理事の三浦時生さん(63)は「時代の雰囲気を残す歌を歌い継ぎ、歴史を忘れないようにしたい」と話す。同神社では今月15日、「英霊感謝祭」にあわせて「軍歌・戦時歌謡の集ひ」が開かれる。

散逸を防げ

 明治以降に発展した軍歌は先の大戦の終結まで1万曲以上が作られたとされる。このうち家族らとの別れや望郷などをテーマにしたものは戦時歌謡曲とも呼ばれ、政府や新聞社などが公募してレコードやラジオ放送で広まった。

 当時の社会情勢を記録した資料としても、西洋音楽を日本に取り入れた音楽史の観点からも歴史的な価値は高いとされ、戦後70年を節目に散逸を防ぐ取り組みが広まっている。(1/3)

音楽文化研究家の長田暁二(おさだぎょうじ)さん(85)が6月に著した「戦争が遺した歌~歌が明かす戦争の背景」(全音楽譜出版社、1万260円)は当時の資料や自身の記憶などを頼りに3年がかりで執筆し、楽譜と歌詞、1曲あたり2ページ程度の解説を添えた。予想を上回り、発行700部の半分以上がすでに売れたという。

 キングレコードは4月、120曲を収めた「復刻版!キング軍歌戦時歌謡全集」(1万2960円)を発売した。同社のレコード原盤は大半が失われていたため、全国のレコード収集家の協力を得たという。

 陸海軍の軍楽隊の演奏や戦時中の名テノール、永田絃次郎の歌声も収められている。同社プロデューサーの松坂茂樹さん(66)は「この時代にもいい音楽を残そうと全力で頑張っていた人々がいたことを後世に伝えたい」と話す。

学びにつなげて

 近年は若い世代にも軍歌や戦時歌謡曲が人気だ。陸軍出身の祖父を持つ高橋和哉さん(38)が平成23年開店した大阪・北新地の「バー高橋」では、年代物の蓄音機から軍歌などが流れ、30~40代の企業経営者や会社員らが訪れるという。

 また、少女が戦車で戦う架空の武道を描いたアニメ「ガールズ&パンツァー」で日清戦争時に作られた「雪の進軍」が使われたりしている。(2/3)

軍歌研究家の辻田真佐憲(まさのり)さん(30)によると、若者がこうしたアニメなどで軍歌に関心を持ってインターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」などで調べ、CDや書籍を買い求めるサブカルチャー的な位置付けで浸透しつつあるという。

 こうした若い世代での流行について、大阪府郷友会の三浦さんは「歴史的な背景や本来の意味を知らずに音楽の1ジャンルとして珍しがっているのは複雑な気持ちだが、それをきっかけに深く調べて学んでもらえたら」と話している。

第1章 維新より日清戦争(1865〜1895)
宮さん 宮さん(トコトンヤレナ節)/抜刀隊/敵は幾万/皇国の守り(来たれや来たれ)/道は六百八十里/凱旋/元寇/月下の陣/波蘭懐古/黄海の戦/勇敢なる水兵/婦人従軍歌/如何に狂風/雪の進軍
第2章 式典歌 (1869〜1940) 
君が代/軍人勅諭の歌/軍人勅諭(海軍)/軍艦(軍艦行進曲)/一月一日[四大節]/紀元節[四大節]/天長節[四大節]/明治節[四大節]/海行かば/紀元二千六百年
第3章 日露戦争前後(1900〜1910)
敷島艦の歌/アムール河の流血や/星落秋風五丈原/陸奥の吹雪/日本海軍/広瀬中佐/決死隊/日本陸軍/橘中佐/水師営の会見/奉天附近の会戦/上村将軍/日本海海戦/戦友/佐久間艇長
第4章 兵科の歌(1911〜1944)
歩兵の本領(歩兵の歌)/白菊の歌(商船学校の歌)/江田島健児の歌(海軍兵学校校歌)/陸軍士官学校校歌/戦車兵の歌/関東軍軍歌/独立守備隊の歌/朝鮮国境守備隊の歌/加藤隼戦闘隊(陸軍第64飛行隊隊歌)/若鷲の歌(予科練の歌)/ラバウル海軍航空隊/雷撃隊隊歌/雷撃隊出動/特幹の歌
第5章 第一次世界大戦より日支事変直前まで (1914〜1936)
艦船勤務/朝日に匂う桜花/陸軍行進曲(其の一)/陸軍行進曲(其の二)/進軍/青年日本の歌(昭和維新の歌)/討匪行/爆弾三勇士/満州行進曲/護れ大空/君は満州/生命線ぶし/祖国の護り(大山元帥を讃える歌)/満州想えば/守備兵ぶし
第6章 兵隊ソング(1900頃〜1961)
兵学校の三勇士/巡航節/可愛いスウチャン(初年兵哀歌)/ダンチョネ節/青島節(ナッチョラン節)/馬賊の歌/酋長の娘(ダクダク踊りの歌)/朝鮮北境警備の歌/綏芬河小唄/ハート・ソング/同期の桜/軍隊小唄/ラバウル小唄(南洋航路)/「南国土佐を後にして」の元唄/ズンドコ節(海軍小唄)/シャンラン節(ツーレロ節)/特攻隊節/異国の丘/ハバロフスク小唄
第7章 軍国歌謡(1918〜1945)
鴨緑江節/国境の町/ああわが戦友/男なら/軍国の母/軍国子守唄/月下の吟詠/黄昏の戦線/流沙の護り/つわものの歌/上海だより/皇国の母/南京だより/陣中髭くらべ/さくら進軍/満州娘/涯なき泥濘/婦人愛国の歌〜皇御国の〜/婦人愛国の歌〜抱いた坊やの〜/チンライ節/上海の街角で/北満だより/カタカナ忠義/音信はないか/霧の四馬路/母子船頭唄/支那の夜/蘇州夜曲/上海ブルース/愛馬行/父よあなたは強かった(皇軍将士に感謝の歌)/国境の春/チャイナ・タンゴ/ほんとにほんとに御苦労ね/九段の母/上海の花売娘/広東ブルース/何日君再来/赤い夕陽は沙漠の涯に(男一匹の唄)/誰か故郷を想わざる/白蘭の歌/西湖の月/あゝ大黄河/満州里小唄(雪の満州里)/愛馬花嫁/上海の踊り子/今ぞ召されて/建設の歌(熱砂の誓い)/紅い睡蓮/吹雪の進軍歌/仏印だより/蘭の花咲く満州で/ああ草枕幾度ぞ/野菊の勇士/夜霧の馬車/パラオ恋しや/花の広東航路/泰の娘/軍国舞扇/梅と兵隊/蘇州の夜/明日はお立ちか/ジャワのマンゴ売り/南の花嫁さん/南から南から/女性進軍/バタビヤの夜は更けて/サヨンの歌/なつかしの蕃社/索敵行/大空に祈る/夜来香/勝利の日まで/今ぞ決戦/神風節
第8章 日支事変(1937〜1941)
愛国行進曲/露営の歌/進軍の歌/皇軍大捷の歌/日の丸行進曲/日章旗の下に/麦と兵隊/荒鷲の歌/大陸行進曲/愛馬進軍歌/太平洋行進曲/海の勇者/出征兵士を送る歌/空の勇士/暁に祈る/航空日本の歌/興亜行進曲/月月火水木金金(艦隊勤務)/「戦陣訓」の歌
第9章 国民歌謡(1936〜1945)
椰子の実/祖国の柱/航空決死兵/千人針/愛国の花/大日本の歌/白百合/くろがねの力(体育行進曲)/燃ゆる大空/隣組/南進男児の歌/国民進軍歌/靖国神社の歌/出せ一億の底力/海の進軍/そうだその意気(国民総意の歌)/世紀の若人/空襲なんぞ恐るべき/アジアの力/今年の燕/みたみわれ/学徒空の進軍/大航空の歌/少年兵を送る歌/突撃ラッパ鳴り渡る(一億総蹶起の歌)/ああ紅の血は燃ゆる(学徒動員の歌)/父母のこえ/いさおを胸に
第10章 少国民愛唱歌(1904〜1945)
われは海の子/広瀬中佐/橘中佐/日本海海戦/兵隊さん/ラジオ体操の歌/兵隊さんの汽車(汽車ポッポ)/少国民愛国歌/兵隊さんよありがとう(皇軍将士に感謝の歌)/めんこい仔馬/少国民進軍歌/マライの虎(ハリマオ)/僕は空へ君は海へ/お山の杉の子
第11章 太平洋戦争(1941〜1945)
ハワイ大海戦/英国東洋艦隊潰滅/大東亜決戦の歌/戦友の遺骨を抱いて/空の神兵(落下傘部隊の歌)/大東亜戦争海軍の歌/大東亜戦争陸軍の歌/海行く日本/海を征く歌(戦友別盃の歌)/轟沈/敵の炎/アッツ島血戦勇士顕彰国民歌/嗚呼神風特別攻撃隊
第12章 戦後の歌(1945〜1993)
リンゴの唄/かえり船/星の流れに/夜のプラットホーム/フランチェスカの鐘/シベリア・エレジー/長崎の鐘/上海帰りのリル/ああモンテンルパの夜は更けて/岸壁の母/ガード下の靴みがき/もずが枯木で(百舌よ泣くな)/惜別の唄(中大予科生「友を送る歌」)/さとうきび畑/花〜すべての人の心に花を〜/島唄(オリジナル・ヴァージョン)/一本の鉛筆

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2015年7月27日月曜日

まつの木小唄(二宮ゆき子)  昭和40年 

 
まつの木小唄(二宮ゆき子)  昭和40年 

芸者さんが歌う歌で戦後のトンコ節、芸者ワルツ、お座敷小唄などの系列である。昭和40年のまつの木小唄以降はあまりはやっていない。


カラオケの時代になってしまって宴会の席等で手拍子で歌うお座敷ソングや春歌が歌われなくなったのはちょっとさびしい。










バイオリン演歌・書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会 
         
(高齢者施設でのライブ演奏で手拍子入り 2014年)











松の木ばかりが まつじゃない
時計を見ながら ただひとり
今か今かと 気をもんで
あなた待つのも まつのうち 

好き好き好きよ みんな好き
あなたのすること みんな好き
好きでないのは ただ一つ
かげでかくれて する浮気 

嫌、嫌、嫌よと 首をふる
ほんとに嫌かと 思ったら
嫌よ嫌にも 裏がある
捨てちゃ嫌よと すがりつく 

嘘、嘘、嘘よ みんな嘘
あなたの言うこと みんな嘘
嘘でないのは ただ一つ
あの日別れの さようなら 

恋にもいろいろ ありまして
ヒゴイにマゴイは 池の鯉
今夜来てねと 甘えても
金もって来いでは 恋じゃない 

だめだめだめよと いったけど
気になるあなたの 顔の色
出したその手を ひっこめて
帰りゃせぬかと 気にかかる


まつのき小唄 松の木小唄 藤田まさと
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2015年7月12日日曜日

きよしのズンドコ節(氷川きよし) 平成14年

きよしのズンドコ節(氷川きよし) 平成14年 

作詞:松井由利夫、作曲:水森英夫、歌:氷川きよし

「海軍小唄」と呼ばれていた「ズンドコ節」をいろいろな歌手がカバーした。元は兵隊ソングである。

昭和時代には 戦後まもなく田端義夫が「ズンドコ節(街の伊達男)」、小林旭が「アキラのズンドコ節」、ザ・ドリフターズが「ドリフのズンドコ節」を歌った。

平成になってから氷川きよしが「きよしのズンドコ節」を歌って大ヒットした。盆踊り大会でよく踊られた。

バイオリン演歌・書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会
                   (2015年7月 高齢者施設演芸会)

1 (ズンズンズン ズンドコ ズンズンズン ズンドコ)
  風に吹かれて 花が散る 
  雨に濡れても 花が散る
  咲いた花なら いつか散る 
  おなじさだめの 恋の花
  向こう横丁の ラーメン屋 
  赤いあの娘の チャイナ服
  そっと目くばせ  チャーシューを 
   いつもおまけに 2・3枚
  (ズンズンズン ズンドコ ズンズンズン ズンドコ)

2 明日 明後日 明々後日 
  変わる心の 風車
  胸に涙が あふれても 
  顔にゃ出せない 男なら
  角のガソリン スタンドの 
  オイルまみれの お下げ髪
  なぜかまぶしい 糸切り歯 
  こぼれエクボが 気にかかる

3 (ズンズンズン ズンドコ ズンズンズン ズンドコ)
  辛い時でも 泣き言は 
  口を結んで 一文字
  いつかかならず 故郷へ 
  錦かざって 帰るから
  守り袋を 抱きしめて 
  お国訛りで 歌うのさ
  西の空見て 呼んでみる 
  遠くやさしい お母さん
  (ズンズンズン ズンドコ ズンズンズン ズンドコ)

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2015年6月1日月曜日

サーカスの唄(松平 晃) 昭和8年

サーカスの唄(松平 晃) 昭和8年 
作詞:西条八十 作曲:古賀政男 歌:松平 晃

この「サーカスの唄」は昭和8年に来日したドイツのハーゲンベック・サーカスの宣伝のために作られたCMソングであった。




昭和8年(1933)、東京で開かれた「万国婦人子供博覧会」を記念して、ドイツのハーゲンベック・サーカスが来日した。団員総勢約150人、動物182頭。日本人が初めて見る本格的なサーカスであった。
「獨逸ハーゲンベック猛獣大サーカス」

世界一の動物調教を誇るドイツのハーゲンベック・サーカスが来日し、日本国中で異常な人気を得たので、これをきっかけに日本の「曲馬団」は全国的に「サーカス」と名乗るようになり、サーカスは庶民の娯楽として定着した。(日本サーカス史)

バイオリン演歌・書生節演奏:
昭和ロマンを楽しむ会(書生2名&女学生3名)
2015年5月10日 花と緑の音楽会
江戸川区フラワーガーデン(総合レクリエーション公園内)

  旅のつばくろ  淋しかないか
  おれもさみしい サーカスぐらし
  とんぼがえりで 今年もくれて
  知らぬ他国の 花を見た
 
  昨日市場で ちょいと見た娘
  色は色白 すんなり腰よ
  鞭の振りよで 獅子さえなびくに
  可愛いあの娘は うす情

  あの娘住む町 恋しい町を
  遠くはなれて テントで暮らしゃ
  月も冴えます 心も冴える
  馬の寝息で ねむられぬ
 
  朝は朝霧 夕(ゆうべ)は夜霧
  泣いちゃいけない クラリオネット
  ながれながれる 浮藻(うきも)の花は
  明日も咲きましょ あの町で

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2015年5月29日金曜日

「なんで船橋なみだ雨  千葉県船橋ご当地ソング

昭和を思い出してしまう歌謡曲(替歌)  ご当地ソング,ご当地Song

「なんで船橋なみだ雨」 「なんで船橋涙雨」

千葉県の船橋は江戸時代から港町で宿場町であった。そして船橋港はいまも大型船(最大­­3万トン船舶)も着岸するし漁港でもある。そこで替歌として港町「船橋」をバイオリ­ン­演歌で歌ってみた。

船橋で会って船橋で過ごした思い出の街、ララポート、船橋港、三番瀬・・・
恋の終わりを告げるかのごとく降ってくる雨!

「なんで、なんで!」…未練と嘆きの心、はかなくてせつない恋心を歌う。

バイオリン演歌・書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会

(2014年12月26日 船橋市公認ライブ「まちかど音楽ステージ」 京成船橋駅前)


JR船橋駅,京成船橋駅,東武船橋駅,西船橋駅,西武船橋店,東武船橋店,船橋フェイ­­スビル,船橋FACEビル,船橋スクエア21ビル,本町,湊町,船橋駅北口おまつり­広­場,天沼弁天池公園 

ららぽーと東京ベイ,イオンモール船橋,船橋港親水公園,ふなばし三番瀬海浜公園,ふ­­なばしアンデルセン公園,行田公園,船橋大神宮,中山競馬場

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東京のバスガール(初代コロムビア・ローズ)  昭和32年



東京のバスガール(初代コロムビア・ローズ) 昭和32年 

作詞:丘灯至夫、作曲:上原げんと、歌:初代コロムビア・ローズ

東京のバスガールは昭和32年(1957)のヒット曲。翌年、昭和33年に日活映画「東京のバスガール」が製作され、コロムビア・ローズも出演した。

子供の頃、観光バスに乗ると必ずこの歌をバスガイドが歌ってくれた記憶がある。コロムビア・ローズは子供心にもきれいな人だと思っていた。

歌詞の内容から観光バス(はとバス)のガイドだと思っていたが歌詞の一部に路線バスかなあと思わせる部分もある。

「昨日こころに とめた方 今日はきれいな 人つれて 夢ははかなく 破れても・・・・」

こういうことは通勤・通学でもあったものだ。感じのいい女性だなあと毎日ながめていたら、ある日、突然、男性と一緒に乗ってきて誰だろうと考えたりしたこともある。兄弟、それともーーー

バイオリン演歌・書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会 
                     (京成船橋駅前ライブ)

1 若い希望も 恋もある
  ビルの街から 山の手へ
  紺の制服 身につけて
  私は東京の バスガール
  発車オーライ 明るく明るく 走るのよ

2 昨日こころに とめた方
  今日はきれいな 人つれて
  夢ははかなく 破れても
  くじけちゃいけない バスガール
  発車オーライ 明るく明るく 走るのよ

3 酔ったお客の 意地わるさ
  いやな言葉で どなられて
  ほろり落とした ひとしずく
  それでも東京の バスガール
  発車オーライ 明るく明るく 走るのよ

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東京の灯よいつまでも(新川二郎) 昭和39年

東京の灯よいつまでも(新川二郎) 昭和39年 
作詞:藤間哲朗、作曲:佐伯としを、歌:新川二郎、新川二朗

東京オリンピックが開催された昭和39年(1964)に「東京の灯よいつまでも」が大ヒットした。若者は東京から田舎へ帰り、はなかくせつない恋を思い出しているのだろうか。 

昭和39年のことだから若者が羽田ロビーから飛行機で外国へ行ったり、国内線で故郷に帰るような余裕はなかったであろう。たぶん若者は「はとバス観光」でいったか飛行機を見物しながらのデートを楽しんだことを思い出しているのであろう。


バイオリン演歌・書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会
  ライブ(京成船橋駅前)

1 雨の外苑 夜霧の日比谷
  今もこの目に やさしく浮かぶ
  君はどうして いるだろか
  ああ 東京の灯(ひ)よ いつまでも

2 すぐに忘れる 昨日(きのう)もあろう
  あすを夢みる 昨日もあろう
  若い心の アルバムに
  ああ 東京の灯よ いつまでも

3 花の唇 涙の笑顔
  淡い別れに ことさら泣けた
  いとし羽田の あのロビー
  ああ 東京の灯よ いつまでも

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ゴンドラの唄(松井須磨子) 大正4年

ゴンドラの唄(松井須磨子)      
吉井勇作詞、中山晋平作曲

今から100年前、大正4年(1915) 、芸術座第5回公演『その前夜』の劇中歌として松井須磨子が歌った。大正時代の流行歌。大正3年の『カチューシャの唄』も中山晋平作曲でこれも流行した。



舞台での評判を受けてレコードが発売されるとカフェーやバーの蓄音機で演奏され人気を得た。続いて演歌師と呼ばれたストリート・ミュージシャン達が歌本を売りながら、全国津々浦々の街角で歌う事で一挙に広まり、国民的大ヒット曲となった。まだラジオの放送も始まっていない時代であった。

そして「ゴンドラの唄」は大正時代のヒットだけで終わらなかった。37年後の黒澤明監督映画『生きる』の劇中歌としても有名である。主人公が、雪の降る夜にブランコをこぎながら、この歌を口ずさんだ。(昭和27年(1952年)東宝映画)

また、NHK連続テレビ小説「マッサン」(2014年)の劇中歌としてもゴンドラの唄が歌われた。


バイオリン演歌・書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会(書生2名&女学生3名)

いのち短し 恋せよ乙女
あかき唇 あせぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを

いのち短し 恋せよ乙女
いざ手をとりて かの舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に
ここには誰れも 来ぬものを

いのち短し 恋せよ乙女
波にただよう 舟のよに
君が柔わ手を 我が肩に
ここには人目も 無いものを

いのち短し 恋せよ乙女
黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを

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