蘇州夜曲
作詞:西條八十作詞、作曲:服部良一、歌:李香蘭(山口淑子)
蘇州夜曲は李香蘭主演の映画「支那の夜」(1940年(昭和15年)6月公開)の劇中歌として発表された。同年8月に渡辺はま子・霧島昇歌唱でコロムビアからレコードが発売された。
映画「支那の夜」:東宝の看板スター、長谷川一夫と満映(満洲映画協会)の看板スター、李香蘭との共演による映画である。
バイオリン演歌・書生節演奏:
昭和ロマンを楽しむ会(書生&女学生)
君がみ胸に 抱かれて聞くは
夢の船唄 鳥(恋)の歌
水の蘇州の 花散る春を
惜しむか柳が すすり泣く
花をうかべて 流れる水の
明日のゆくえは 知らねども
こよい映した ふたりの姿
消えてくれるな いつまでも
髪に飾ろか 接吻しよか
君が手折りし 桃の花
涙ぐむよな おぼろの月に
鐘が鳴ります 寒山寺
昭和15年(1940)に公開された日中合作映画「支那の夜」の中で李香蘭が歌ったのが「蘇州夜曲」である。この映画は国策映画であり、戦後は映画の名前も変わり、いまはもう公開されることもないそうだ。
「中国も日本も大好きです」という混血の美女、李香蘭も戦後、売国奴(漢奸)として裁かれるかに見えたが、実は日本人と中国人のハーフというのは全くのうそで完全なる日本人(山口淑子)であった。
流暢な中国語にだまされた中国人が悪いのであって、日本人だから国策映画に出て日本に好意的な発言をするのは当たりまえだったのだ。中国外へ追放はできても中国人ではないので反逆罪で罰することはできなかった。
李香蘭は中国人として振舞い、国策を推進して人気を得た後、敗戦で国賊として裁かれるかのよう見えたが戸籍で日本人であることを証明した。
バイオリン演歌 書生節 昭和歌謡 昭和演歌師 平成演歌師 帝大生ゆめじ&青空ぴーまん
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