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「金色夜叉の唄」を聞くと、F・スコット・フィッツジェラルドの小説『グレート・ギャツビー』(The Great Gatsby (1925年))を読んだり、同名の映画を見た記憶がよみがえる。
そのストーリーは、金持ちの恋人に振られて、見返すために大金持ちになって彼女の前に現れるという話であったような気がする。男がどうして結婚してくれないのかと恋人に詰問すると、彼女は"I'v changed my mind, Rich girls don't mary poor boys."といって泣き崩れたのが印象的であった。
遭難者全員の遺体が発見されたのは、事故発生から4日後の1月27日だった。2月6日、校庭で追悼大法要が行われた。式の最後に、そろいの黒紋付き・はかま姿の鎌倉女学校生徒が歌ったのが、「七里ヶ浜の哀歌」である。
作詞者は鎌倉女学校で数学を教えていた三角錫子教諭で、曲は賛美歌の”When we arrive at home”(帰郷のよろこび)を使った。
三角教諭のオルガン伴奏で歌われた「七里ヶ浜の哀歌」は、その後、全国の女学生らに愛唱された。また、大正時代に入り演歌師のよって広く普及した。
遭難事故のことは知らなくても、賛美歌の美しいメロディーと悲しみに満ちた歌詞を知っている人は多いであろう。写真は鎌倉市にある”ボート遭難の碑”(兄弟の像)である。