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2013年7月16日火曜日
茶摘(尋常小学唱歌) 明治45年
尋常小学唱歌第三学年用にある誰でも知ってい懐かしい歌。日本民謡のようで”せっせっせ””とんとん”と小学校で皆やったことがある。八十八夜は立春から88日目、いまの5月の1-2日頃だそうだ。
5月になれば茶摘ツアーなるものが企画されているが暑いし大変な労働ではないか。
夏も近づく 八十八夜 (とんとん)
野にも山にも 若葉が茂る(とんとん)
あれに見えるは茶摘じゃないか(とんとん)
あかねだすきにすげの笠(とんとん)
譜面(G)を見ると<はちや>、<のにも>、<しげる>、<あれに>、<ないか>をスタッカートで短く切って歌うと書いてあった。そんなことは今まで全く知らずに歌っていたが、何も書いて無い楽譜もある。初夏のように軽くという意味か。とんとんと正確に休符する。
梅雨の雨降りでなく、初夏の茶摘のイメージで歌う。
1.(ターン タ タン タン)の八分音符はbowingを短く。
2.弾き始めの発音はしっかりアタック。しっかり圧をかけて、でも曲は重くなく初夏のようにせっせっせ
3.はちや、しげる、ないかの終わりはすべてA、D、Aの開放弦となるのでよく振動する。弓の圧力を減らして軽く。
4.”なつも”は近づくへ向かって歌っていく。”八十八夜”の八十は一番高音になる。”茶摘じゃ”も高音。これらはこの歌のキーフレーズ!
演奏して歌うと休符のときにとんとんと拍手をしてくれて盛り上がった。
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