「さくらさくら(さくら)」は日本古謡と表記される場合が多いが、実際は幕末、江戸で子供用の箏の手ほどき曲として作られたものらしい。1888年(明治21)に発行された東京音楽学校の「箏曲集」に記載がある。日本の代表的な歌である。
浅草、上野での花見の宴には「さくらさくら」と「花」は必ずバイオリン演奏で歌っている。バイオリン演歌・書生節による「荒城の月」も花見にはぴったりの曲である。
バイオリン演歌・書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会
さくら さくら やよいの空は 見わたす限り
かすみか雲か 匂いぞ出ずる
いざや いざや 見にゆかん
昭和16年に改められた歌詞
さくら さくら 野山も里も 見わたす限り
かすみか雲か 朝日ににおう
さくら さくら 花ざかり
いろいろな編曲がなされているが、宮城道雄の「さくら変奏曲」が特に有名である。
「さくら さくら やよいの空は 見わたす限り」のやよい(弥生)とは旧暦の3月である。しかし、今の新暦では3月の末から4月初めに桜が咲くので桜といえば卒業式より入学式を思い出して4月、卯月(うづき)のイメージがある。
書生節 バイオリン演歌 大正演歌 昭和演歌師 平成演歌師
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