2013年7月15日月曜日

鉄腕アトム TVアニメ主題歌

「鉄腕アトム」は手塚治虫のSF漫画でアトムを主人公として1952年(昭和27年)から1968年(昭和43年)まで、月刊誌「少年」(光文社)に連載された。また、同じ「少年には1956年(昭和31年)から横山光輝の漫画「鉄人28号」が連載された。

当時小学生だったゆめじは雑誌「少年」の発売が毎月待ち遠しかった記憶がある。買ってすぐ読んだのが大好きな「鉄腕アトム」と「鉄人28号」であった。

どちらかといえば本音では「鉄腕アトム」より「鉄人28号」の方が好きであった。二つのロボットは全く対照的である。「鉄腕アトム」は感情を持つが成長しなかったので人間より小さいロボット、対して「鉄人28号」は人間が操る大型の機械ロボットである。鉄腕アトムが人間と同じ感情を持つロボットという設定が子供ながらに違和感を覚えた。

そして鉄人28号が日本の帝国陸軍が開発した秘密兵器で戦後その存在が明らかになったという設定などは子供ながらもリアリティがあった。この話が元になっているのかどうかは知らないが、その後に撃沈された帝国海軍の戦艦大和が改造されて「宇宙戦艦ヤマト」になったようなものであろう。

子供ながらも、人間が主人公であるべきで、鉄人28号を操る小型操縦装置(リモコン)が悪に渡るか善に渡るかという争奪戦が地球の運命(平和)を決めるという物語に引き込まれていった。ちょっと現実のような大人の争いに興味があった。

「鉄腕アトム」は1963年(昭和38年)から1966年(昭和41年)にかけて日本で初めての国産テレビアニメとしてアニメ化された。もちろんよく歌ったのは「鉄腕アトム」の歌であり、「鉄人28号」の歌なんかはあったのも知らない。

大人になっても気持ちよく歌えて子供の頃を思い出すいい歌(アニメの懐メロ)である。歌は「赤胴鈴之助」なども歌っている上高田少年合唱団が歌っていた。

書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会

空を越えて ラララ 星のかなた
ゆくぞ アトム ジェットの限り
こころやさしい ラララ 科学(かがく)の子
十万馬力(じゅうまんばりき)だ 鉄腕(てつわん)アトム

鉄腕アトムの作者である漫画家手塚治虫は大阪帝国大学附属医学専門部を卒業している。つまり、本物の帝大生ではなかったが帝大生と同じ帝大帽をかぶり医学部に通学してたので”みため帝大生”であった。

宝塚市立手塚治虫記念館にも行って医学生時代のノートやメモを見たことがあったが、そこには臓器だと思ったがすばらしいイラストが描かれていた。そして手塚治虫が5歳から学生時代までを過ごした宝塚、十三、中ノ島は摂津に住んだことがあるのでゆめじにとって懐かしい場所である。

また、山手線の高田馬場に住んでいたことがあったので朝夕に高田馬場駅で鉄腕アトムのチャイムを聞いていた。ガード下に鉄腕アトムを描いたコンクリート壁画もある。

書生節 バイオリン演歌 演歌師 アニメ 昭和の演歌師 平成の演歌師

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