2013年7月15日月曜日

三百六十五歩のマーチ 水前寺清子 (書生節演奏) 昭和43年

「三百六十五歩のマーチ」は、1968年(昭和43年)に発売され、「ワン・ツー・パンチ」というサブタイトルが付けられていた。いまでもカラオケ(Cyber dam)で本人の鼓笛隊行進をみることができる。
水前寺清子の景気の良い歌声で、大阪万博(1970)の少し前の高度成長期にぴったりの行進曲だった気がする。そして、累積100万枚を超える大ヒットで水前寺清子の最大のヒット曲となった。
作詞が星野哲郎のなかなかいい歌詞で人生の応援歌である。歌詞の「三歩進んで 二歩さがる」のフレーズから子供の頃、お正月に必ずやっていた双六ゲームを思い出す。休んだり下がったりしながら一歩一歩進んで「上がり」になる双六は本当に人生のようなものだ。会社の事業でも情勢が悪いときには、撤退したり休んだりして次の準備をして新展開を図る。厳しい冬のうちに準備をしてやがて春に芽が出るという考えにも共通している。
「しあわせは 歩いてこない だから歩いて ゆくんだね」
幸せというものは待っていて手に入れるものではない、自分なりに努力して一歩一歩前進して行き、自分自身が幸せかどうかを自分で決めるものである。国民の「幸福度」を測定する指標を作るとか政府がいっているがそんなことはそれこそ税金の無駄である。
高齢者施設でも歌うと全員が歌ってくれるほどみんなが知っていて歌うことができる名曲である。曲を知らないはずの子供たちでも曲が始まるとリズムがいいのか踊ったりとびはねたりするので最初は驚いたぐらいである。

バイオリン演歌・書生節演奏:昭和ロマンを楽しむ会(帝大生ゆめじ&青空ぴーまん) 

1 しあわせは 歩いてこない  だから歩いて ゆくんだね
一日一歩 三日で三歩    三歩進んで 二歩さがる
人生は ワン・ツー・パンチ  汗かき べそかき 歩こうよ
あなたのつけた 足あとにゃ きれいな花が 咲くでしょう
腕を振って 足をあげて    ワン・ツー ワン・ツー
休まないで 歩け ソレ    ワン・ツー ワン・ツー  ワン・ツー ワン・ツー
2 しあわせの 扉はせまい   だからしゃがんで 通るのね
百日百歩 千日千歩     ままになる日も ならぬ日も
人生は ワン・ツー・パンチ あしたのあしたは またあした
あなたはいつも 新しい   希望の虹を だいている
腕を振って 足をあげて   ワン・ツー ワン・ツー
休まないで 歩け ソレ   ワン・ツー ワン・ツー  ワン・ツー ワン・ツー
書生節 バイオリン演歌 大正演歌 演歌師 昭和歌謡 昭和の演歌師 平成の演歌師

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